慢性関節リウマチ患者

慢性関節リウマチ患者は女性が多く、多少の人種差はあるしれませんが、世界的に普遍的に存在し、その頻度は0.5から1.0パーセントと報告されており、日本の疫学調査では診断基準や調査方法、対象年齢などにより若干の差異はありますが、慢性関節リウマチを持っている人は、全人口の0.3から0.8 パーセントで、患者さんの数は70万人とされています。

性別では女性が多く、男性の4倍のおり、後発する年齢は40から60歳ですが、発症年齢は20歳だいからと幅が広く、高年者での発病は、男女の差がなくなる傾向があります。

慢性関節リウマチは、全身の関節を主病変とする炎症性疾患で、主病変が関節で有るため、関節局の炎症性疾患と誤解されがちですが、本当は、関節外をともなう慢性進行性疾患です。

慢性関節リウマチの原因は未だ解明されておらず、研究では家族集積性があり、一般母集団における罹病率が1パーセントにたいし、患者同胞の罹病率は8パーセントでした。

逆に、一卵性双生児と二卵性双生児の発病一致率は、一卵性が12パーセントに対して、二卵性は4パーセントと明確な差がでていることから、慢性関節リウマチの発病に遺伝素因が深く関与していることが推定されている。

今では、慢性関節リウマチ発現に関連する遺伝子解析が進められ、慢性関節リウマチの発症には複数の特定遺伝子が関与するとみなされています。

その1つとして、ヒト白血球抗原HLAですが、感染因子として注目されているはウイルスで、ヒトパルボウイルスB19やEBウイルス、内在性レトロウイルスなどが候補とされています。

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